実際にウォッチ工房で行った時計修理の事例をご紹介いたします。
ロレックスのオーバーホール実例
01.時計の分解
時計を傷つけずに裏蓋を外す専用オープナー。
裏蓋を外すとムーブメントが姿を現します。
丁寧にパーツを取り外します。
ムーブメントを取り出しました。
精密部品ですから、1つずつ慎重に。
ムーブメント内部には沢山のパーツが入っています。
02.専用ケースに時計本体やパーツを収めて洗浄
洗浄機の専用ケースにパーツを収納します。
パーツ入りのバスケットを洗浄機にセット。
プロ用洗浄機ですみずみまで洗浄します。
03.完全乾燥後に注油
香箱の中にはこんなに長いゼンマイが。
小さなパーツにも丁寧に注油。
非常に繊細な作業です。
04.時計の組立・検査
洗浄と注油が完了したら、組立開始。
防水仕様のモデルは防水性能をテストします。
機械式時計の振動数、進み遅れを確認・調整するための機器です。
ウォッチ工房の時計修理設備機器をご紹介いたします
乾式防水試験器 HAMRON WPC8002
空気加圧歪み測定法によって腕時計の防水機能を測る試験器です。カプセル内にセットした時計を加圧し、生じた時計の歪みの変化で防水性の合否判定を行います。
SEIKO QUARTZ TESTER QT-99
クォーツ時計の歩度（遅れ進みの値）などが計測できる機器です。古い機器ですが設計と性能が素晴らしく、長年愛用している時計修理業者がたくさんいます。
TOCHO 超音波洗浄機
超音波洗浄機専門メーカーの洗浄機。通常の洗浄作業では届かないような微細な凹凸にも、超音波ならすみずみまできれいに洗浄できます。
FRT タガネセット
機械式腕時計の中には100を超える繊細なパーツがひしめきあっています。これらのパーツを取り扱うにあたり、様々なタイプのたがねが必要になります。
※無料お見積もり後、修理・オーバーホールがご成約とならなかった場合、お品物を着払いにて返送させて頂きますことをご了承ください。
